「ご飯に混ぜるコンニャク」-広島のコンニャク製造会社が新商品

ご飯に混ぜるコンニャク「米、時々コンニャク」パッケージ

ご飯に混ぜるコンニャク「米、時々コンニャク」パッケージ

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 食品の製造販売を手がける寿マナック(佐伯区湯来町、TEL 0829-86-1213 )は6月21日、冷凍可能な米状コンニャク「米、時々コンニャク」の販売を開始した。

コンニャクを混ぜて炊き上げたご飯

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 米1合のカロリー(252キロカロリー)を約24%カットした同商品は、同社が食物繊維が豊富で低カロリーのコンニャクの性質をアピールしようと商品開発に着手したもの。同社では、業務用として約10年前にコンニャクを使ったラーメンなどの商品販売を開始したが、「ダイエット食品とコンニャクの分類が難しかった」と同社の平本さん。ダイエット食品として販売すると「購入しにくい」と消費者からの声もあったという。

 コンニャクの調理や保存に関して消費者を対象にアンケートも実施。「使い残しの保存などが不便」という結果から購入に至らない家庭が多かったことから、ペースト可能な米コンニャクを使い、作り置きや冷凍での長期保存が可能な商品を作った。平本さんは「食感はあまり変わらず腹持ちがする」と、低カロリーで食感が楽しめる点をアピールする。

 このほか、同社が経営するコンニャクを中心とした創作料理店「まんなまんま」(西区中広3)で提供するコンニャクを使ったレシピを一部ホームページで公開。メニュー紹介を含めた商品提案で顧客の開拓と消費拡大を狙う。ターゲットは10~20代の女性や40~50代で健康志向の夫婦。

 価格は1袋150円。同社では今年度100万パックを製造し、1億5千万円の売り上げを目指す。

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