広島空港発の「海外ロングステイセミナー」-地方都市・広島で初開催

昨年12月に利用者が5,000万人を突破した広島空港

昨年12月に利用者が5,000万人を突破した広島空港

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 昨年12月に利用者が5000万人を突破した広島空港発の「海外ロングステイセミナー」が3月13日、広島ビジネスタワー(広島市中区八丁堀)で行われる。広島でロングステイセミナーが開催されるのは初めて。主催はロングステイ財団(東京都港区)。

広島市内から約1時間で到着する広島空港

 海外で長期滞在を考えたライフデザインを提案する同セミナーはこれまで、首都圏や関西、名古屋など需要が見込める国内の主要空港を有する都市で年に1度、実施してきたが、普及や啓発を考えて地方での開催を決めた。広島での開催は、ロングステイに理解を示す広電観光(東千田町)の大下省造社長の後押しや同社が広島空港でJALのグランド業務を行っていることも要因の一つだという。

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 セミナーは財団による講演、ロングステイ経験者や保険会社によるパネルディスカッション、質疑応答の3本柱で構成。ロングステイ全般に関して各分野に精通している講師が担当する。

 ロングステイは、仕事を引退した後に余暇を楽しむ従来のイメージが強く、時間や費用に余裕のある50~60代から参加の応募が多いが、近年では高校生や大学生が語学留学などで利用するなど「広がりを見せている」と広島県空港港湾部空港振興課空港振興グループの猪原秀樹さん。「ロングステイ調査統計2009」による希望滞在国の推移では、2008年度は1位=マレーシア、2位=オーストラリア、3位=ハワイ、4位=タイ、5位=ニュージーランドとなっている。

 広島空港は現在、国内線5路線=羽田、成田、札幌、仙台、沖縄と国際線6都市=ソウル、大連、北京、上海、台北、グアムへ就航しており、東京便は他の地方空港に比べても「ビジネス利用が多い」特徴がある。ロングステイをきっかけに、広島空港発着の短期滞在型ツアー商品が出てくる可能性も見込み、利用客の拡大を狙う。

 開催時間は13時30分~16時30分。参加は無料だが事前申し込みが必要。問い合わせは広島空港振興協議会(TEL 082-211-1746)まで。

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