移行まであと1年-広島で「地デジ」アンテナの取り付け増える

地デジアンテナを手に持つ平尾泰隆社長

地デジアンテナを手に持つ平尾泰隆社長

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 広島で地上デジタル放送用のアンテナを製造販売するリアル・コンサル(広島市中区宝町、TEL 082-246-9850)は、2011年のアナログ放送の終了に伴い受注が増加している。

A4サイズの地デジアンテナ

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 同社が販売するのはA4サイズで壁面に取り付ける薄型アンテナ「彩(いろどり)」。屋根の上に設置する従来の「八木式アンテナ」に比べ風や雷による落雷の影響を受けにくく、電波の受信エリアが広い特徴を持っている。同商品は2005年からハウスメーカーや工務店、リフォーム会社などで販売を始めたが、「2年くらい反応がなかった」と同社の平尾泰隆社長。「地デジ」への移行が進むにつれアンテナへの関心も高まり、現在では月に100個を売り上げている。

 アンテナはこれまでオフホワイト1色で販売していたが、エンドユーザーやハウスメーカーから要望を受けて、昨年9月に室外機や雨どいに合わせたマットグレーとチョコレートブラウンを追加した。

 価格は販売・施行込みで6万8,250円~。現在は広島県を中心に全国で販売している。

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