広島のオフィス街に店を構えるアロマテラピー専門店「skog(スコッグ)」(広島市中区幟町、TEL 082-221-4865)は2月、アロマテラピーを使った「花粉症対策講座」を開く。
同店はこれまで、軟こうや香水などの基礎化粧品を作る講座を不定期に開講してきたが、今年は「アロマテラピーを生活に取り込んだ講座を定期的に開きたい」(オーナーの中田祐子さん)と、初回は花粉症に備えた講座の開講を決めた。
講座では、精油に含まれる芳香成分の中でも、花粉症に有効な抗菌性が強く、粘膜の炎症を抑える効果が期待できる「ユーカリ・ラディアタ」「テートリー」「ペパーミント」「ローズマリー・カンファー」を使用。アロマバスオイルやルームスプレーの製作やうがい、マッサージなど手軽に自宅でできる精油の使い方をレクチャーする。
精油は2~10ミリの小瓶に入っているが、製作時にはいずれも数滴の使用で済むことから「一瓶使い切ることは難しいと言う声もあった」と田中さん。精油は手軽にさまざまな用途に応じて使えることから、「(受講後は)楽しんで活用してほしい」とも。
田中さんは、以前飲食店勤務時代に忙しさから体調を崩した際、友人からすすめられた精油で気分転換に使用したことをきっかけにアロマテラピーに興味を持った。同店はオフィス街にあることから、「心の疲れた方に来てほしい」と田中さん。「アロマテラピー」という言葉が出てくる前からミカン風呂やアロエなどを使っていた。「年配の方にも広め、趣味にしてもらえたら」。今後は、ダイエットやインフルエンザ対策などの講座も開く予定。
開講日は、2月8日・10日=13時30分~15時、9日・15日=18時30分~20時。完全予約制で2人から開講。受講費は2,000円。