広島・横川商店街に昨年12月下旬、タイ古式マッサージ店「Lakshmi(ラクシュミー)」(広島市西区横川町1、TEL 082-296-6223)がオープンした。
同店は商店街内でカフェを併設して運営していたが10月末に閉店。利用客の「誰かが継続してくれたら…」という声を受けて、スタッフとして働いていたセラピストの金井由紀子さんがオーナーを引き継いだ。移転先の店舗は、ビルのオフィスフロアを改装して利用。店内は「バリのスパをイメージ」(金井さん)。店舗面積は約13坪で、マッサージスペース2カ所を設ける。
タイ古式マッサージは、ストレッチが多く、ゆったりとした流れで全身をほぐしていくスタイル。2人で施術を行うことから「2人でするヨガ」と例えられることも。マッサージは「心地よいと感じる程度の痛み」で行い、セラピストは全員がタイで技術を学んできている。
メニューは、タイ古式マッサージ(60分、5,000円~)、タイ古式マッサージに11種類のハーブを混ぜた「ハーブ玉」を蒸して使用するコース(90分、1万円~)やオイルマッサージにハーブ玉を用いたコース(90分、1万1,000円~)、タイから輸入したオーガニックタイハーブのマッサージクリーム用いたフットマッサージ(30分、3,000円~)など。タイ古式マッサージは90分(7,500円)がベーシックだという。
利用客は20代後半~年配の男女と幅広く、「疲れがたまった方の利用が多いのでは」と金井さん。施術中にほとんどの利用客が寝てしまうという。オーナーだが、セラピストとして現場に立つ金井さんは「マッサージが好きでこの場所を残したかった」と話し、「残せて良かった」と笑顔を見せる。
営業時間は13時~20時。予約優先。水曜定休。