広島そごう(広島市中区基町)で4月20日より、中四国では初となる「フランク・ミュラー 時の哲学」展が始まる。
フランク・ミュラーは、スイスの時計技師フランク・ミュラーさんが1992年に設立した時計ブランドで、複雑な機械時計を手がけることで知られ、トノー型(樽型)が特徴。
メーン会場となる本館1階のミレニアムコートには、同ブランドの代表的な文字盤の模様が散りばめられた展示用ケースを設置し、時計職人の工具の展示も行う。本館8階の同ブランドサロンと合わせて約400点を展示・販売する。
商品は、漆黒の文字盤にインデックスのみダイヤモンドをあしらった世界限定商品「ロングアイランド・ビーレトログラード・セコンドダイヤモンド」(304万5,000円)、特別品と言われ「通常目にすることができない」(サロン担当者)という「レボリューション2」(8,400万円)、「レボリューション1」(31,552,500円)、文字盤の数字がランダムに並ぶ「クレイジーアワー」(505万円)ほか。
同店宝飾係長の宮前さんは「フランク・ミュラーの世界観と魅力を会場で感じてもらえれば」と話している。そごう広島では、近年100万円以上の高額腕時計や美術品の需要が増えており、今後の団塊世代と30代~40代の新富裕層による高額商品の消費拡大を見込むという。
開催は同30日まで。会期中は無休。