広島のメード喫茶が「千羽鶴プロジェクト」-県外からの参加者増える

毎年デザインが異なるPOPには共通して「青空」「折り鶴」「メード」が描かれる

毎年デザインが異なるPOPには共通して「青空」「折り鶴」「メード」が描かれる

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 広島のメード喫茶「めいぷりてぃ」(広島市中区大手町1、TEL 082-249-1819)は現在、8月6日に平和記念公園(中島町1)へ千羽鶴を奉納する「千羽鶴プロジェクト」の参加者を募集している。

昨年奉納した千羽鶴

 プロジェクトを企画したのは、原爆の惨状や投下後の復興状況などを祖母や両親から聞いて育った同店スタッフの女性。自身も被爆2世だという女性は、広島のメード喫茶でしかできないコミュニケーション方法として、「店のスタッフやお客さまと一緒に原爆や平和のことを勉強しながら千羽鶴を折って奉納すること」を思いついたという。

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 企画をスタッフに話すと、全員がプロジェクトに賛同。早速、メード喫茶の利用客にプロジェクト概要を発表するなど実行に移した。発表直後は、取材依頼や「県外に住んでいるがぜひ参加したい」という問い合わせも。参加者からは「平和について考えるきっかけになった」「平和公園に行ってみた」といった反響があった。

 参加者は、同店利用客のほか広島の各種団体やサークル、全国の「萌え」系企業などに広がりをみせている。昨年は同店スタッフと利用客、大阪のメード、コスプレ系3店舗、遠方の参加者からの郵送分を合わせ、計15,500羽を奉納した。「年々、県外からの参加者が増えている」と発案した女性スタッフ。「平和への関心が高まっている」(同)と手応えを感じている。

 現在、同店には、約3,000羽が集まっている。

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