広島・幟町公園前に4月4日、レディスウエアや雑貨、子ども服を扱うショップ「mariette(マリエッタ)」(広島市中区幟町、TEL 082-502-6530)がオープンした。経営は、広島市内で子ども服や雑貨などの販売代行をメーンに手掛けるエス・ピー(中町)。
取扱アイテムに「カテゴリーを作らない」がコンセプトの同店。消費者や世の中のニーズに対応できるように取り扱うブランドも流動的で、「手作り感やオリジナリティーの強い商品」(同店の住田枚梨衣店長)を並べる。
居抜き物件の内装をオレンジやグリーン、白と明るめなカラーに塗り直した同店。店内には、イベントや展示を行うフリースペースも設け、カラーセラピーやエステ教室のほか、利用客参加型のフリーマーケットなども開催する。店舗面積は約20坪で、イベント前後にも来店客と「コミュニケーションを図れるように」(同)と、店内に設けたバーカウンター(4席)やテーブル席(8席)でコーヒーなどを振る舞う。
現在販売しているのはイギリス生まれのマメのキャラクター「Bean World」のぬいぐるみ(780円)やキーホルダー(580円)、根付け(380円)などのキャラクターアイテムに加え、子ども向けソックス(350円)やシャツ(2,940円)、レディス向けシャツ(4,500円)、ティータオル(1,200円)、住田さんの夫・宗弥(としや)さん手作りのオリジナルポーチ(800円)など。
利用客には、公園が近いことから子ども連れの母親や雑貨好きの女性客をメーンに見込んでいたが、公園を散歩していた年配の女性らも訪れ、客層は幅広いという。客単価は約2,000円で、ギフトとして購入するケースが多い。
これまで洋服販売でできなかった「お客様とコミュニケーションを密に取れる店にしたい」と住田さん。フリースペースなどの空間や場所を通して、双方向から情報交換できる場を目指す。
営業時間は10時~18時。水曜、第2・第3日曜、祝日定休。