ネット通販業者のアールジーコーポレーション(安芸郡)は3月18日、ネットショップ「おこデパ」で東果広島青果(広島市中央卸売市場東部市場、通称=東果)の果物や野菜の取り扱いを始めた。
これまでお好み焼きの業務用調味料をメーンにネットで取り扱っていた同サイトで販売を始めたのは、市場で取り扱う箱やキロ単位の野菜やフルーツ。従来、市場で販売する業者向けの商品は小分けにして、一般消費者のニーズに応え、サイトでは常時30種類以上の商品をそろえる。スイーツは、ネットでの売れ行きが好評なチーズケーキやロールケーキを中心に、広島のスイーツ店から商品をピックアップする。
広島県産の野菜やフルーツをメーンに全国の「旬」な商品情報をネットユーザーにアプローチを始めた同社では、瀬戸田産・かんきつ類の新品種「はるか」を販売開始。フルーツの注文で年間2,000万円の売り上げを目標にしており、4月上旬には、東果のせり人が選んだ野菜やフルーツを販売する専門サイト「ジューシーマーケット」の開設も予定する。
同ショップの発行するメールマガジンの会員数は現在52,200人で、主婦やOLなど女性がメーン。