無印良品広島アルパーク(広島市西区)で2月26日、坂町立小屋浦小学校の児童が考案した「無印良品の商品を組み合わせた防災セット」プロジェクトの最終発表会が行われた。
小屋浦小学校の5年生11人が無印良品の商品を組み合わせた防災セットを考える同プロジェクト。東日本大震災(2011年)をきっかけに防災プロジェクト「いつものもしも」を本格始動している無印良品が、平成30年7月豪雨の被災経験から防災学習などの取り組みを行っている小屋浦小に声をかけて実現した。
参加する児童は、平成30年7月豪雨の発災時は3~4歳だったが、学校全体で災害への備えの意識が薄れているのではないかと感じ、自分たちで緊急持ち出し用の防災バッグの中身を考えたいと提案したことを発端に同プロジェクトが始まった。
2025年9月から行い、これまで4回の授業を通して、児童の視点で必要な備えを考えてきた。授業では、無印良品の商品を使った防災の考え方を学んだ後、児童がグループに分かれて防災セットの内容を検討。「垂直避難」「避難所」をテーマに、それぞれ必要な物資を考え、商品を選定しながら内容をまとめてきた。
発表会では、それぞれのチームが選んだ無印良品の商品を紹介。「垂直避難チーム」(7人)は25点、「避難所チーム」(4人)は24点を組み合わせた防災セットを考案した。児童代表の廣藤諒さんは「冬休みに1人10人ずつ、家族や地域の人にインタビューをして、本当に選んだ商品が役に立つか検証した。災害による死者0人にすることを目標に小屋浦以外のエリアにも取り組みを知ってもらいたい」と話す。
同店では、児童が選定した防災セットの商品を展示する。3月15日まで。