ヨーロッパの古着やアンティーク雑貨を扱う古着店「シャルマン」(広島市西区三篠1、TEL 082-238-1862)が9月上旬、横川駅北口にオープンした。
のみの市をイメージした同店には、カジュアルな女性向けの古着をメーンに男性や子ども向けの古着、アクセサリーやブーツなどの小物、雑貨をそろえる。店舗面積は約13坪。
「ヨーロッパの古着が好きで始めた」と話すのは店長の須田健太郎さん。素材やデザインの一つひとつにこだわりがあるところに魅力を感じたという。須田さんが仕入れるのは色や柄が特徴的なプロバンス風な古着だけではなく、普段使いのできるナチュラルテイストの古着。商品を手に取って見てもらいたいとの思いから大量には仕入れず、ゆとりをもってディスプレーしている。女性向けの古着では、ラインがきれいに見えるスカートやコートを仕入れた。価格は幅広く、チュニック(1,980円)などカット素材は手ごろな価格から販売する。
雑貨は、日本と南フランスを拠点にマルチコーディネーターとして活動する堀泰子さんが仕入れる。堀さんとは広島三越で開催されていた「フランスフェア」で知り合ったという。周囲にアパートや古くからの飲食店などが並ぶ同店には、20~50代と幅広い層の女性が訪れる。客単価は4,500円。
「ゆっくりじっくり店をやりたい」と1人で運営する須田さん。ヨーロッパ古着について、「手持ちの洋服と合わせてコーディネートしてもらえたら」と話す。
営業時間は10時30分~19時30分。火曜定休。