JR西日本が広島エリアの普通・快速列車として運行する227系電車「レッドウィング」のデビュー10周年を記念したラッピングトレインが1月30日、最終運行日を迎えた。
「レッドウィング」は、2015(平成27)年3月に広島地区へ導入された一般型電車227系0番台の愛称。車体前面の赤い転落防止ホロが翼を広げたように見えることから、「未来へ羽ばたく赤い翼」を意味して名付けられた。国鉄型113系・115系などの後継車両として投入され、山陽本線(岩国-白市)や可部線など、JR西日本が広島都市圏で展開する在来線ネットワーク「広島シティネットワーク」の主力車両として運行する。
10周年を記念したラッピング列車は、2025年7月から運行を開始。2両編成1本(S10編成)を対象に、車体に「デビュー10周年記念」のエンブレムや文字ロゴを施した。ラッピング施工は同年6月、広島から京都へ回送後、京都鉄道博物館で行われた。
最終運行当日は、広島電鉄5100形のラッピングトレイン(3両)と連結し、計5両編成で運行。運行スケジュールは、広島駅を13時20分に出発し、白市、岩国、広を往復した後、同日22時に広島駅へ到着するダイヤという。
最終運行を前に、10周年ラッピングデザインを担当したJR西日本の川口穂高さんは「ラッピング電車同士を連結して走行するのは珍しい機会。ぜひ多くの人に見てもらいたい」と話していた。