2025年春に開業する広島新駅ビル「minamoa(ミナモア)」のロゴデザインが6月26日に決定した。
中国SC開発(広島市南区松原町)が同日、広島駅北口のペデストリアンデッキで発表した。ラウンドする文字のラインで、広島の日常の風景である水面と新駅ビルの多様性を受け入れる柔軟性、くつろぎの場所を表現したという。
このほか、日常のちょっとした変化に喜びを感じてもらいたいと、「i」「a」に水しぶきのようなアクセントを取り入れた。色は、水色を基調にしたオリジナルカラーを採用する。デザインは広島でアートディレクターやデザイナーとして活動する久保章さんが手がけた。
新駅ビルの名称は5月24日、「minamoa」にすると同社が発表した。広島市内には、6本の河川が流れており、「水の都」でもある。川の水面のゆらめき、瀬戸内の海の水面のきらめきから「ミナモ」というキーワードを選んだという。「ミナ」には、新駅ビルを「みんな、私たちの駅ビル」に感じてもらいたいと「みんな」の言葉をアレンジ。「モア」には、もっと人が集まる場所、生活を豊かにしてくれる場所になればとの思いを込めたという。