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広島の「妖怪ゆかりの地」で妖怪大行進 海外巡回展を日本でも開催へ

全部で136体ある木彫りの妖怪像。このうち80体ほどを約2年ぶりに展示する予定(写真提供=三次もののけミュージアム)

全部で136体ある木彫りの妖怪像。このうち80体ほどを約2年ぶりに展示する予定(写真提供=三次もののけミュージアム)

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 三次もののけミュージアム(湯本豪一記念日本妖怪博物館、三次市)の開館5周年を記念した企画展「妖怪大行進 in Japan」が3月7日から始まる。

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 「妖怪大行進」は国際交流基金が主催し、同館名誉館長の湯本豪一さんが監修した海外巡回展。もののけミュージアムが所蔵する資料のレプリカを中心に展示を行っている。2021年4月、スロベニアでの開催を皮切りに世界9カ国18都市を回り、これまでに延べ約8万人が来場した。

 同館での企画展では、レプリカではなく資料の実物を展示するほか、妖怪絵巻やコロナ禍で話題となった「予言獣」、木彫りの妖怪像などを披露する。このほか、会期中の土曜・日曜には、ワークショップやトークイベントも開く。

 妖怪物語「稲生物怪録(いのうもののけろく)」の舞台である三次市での開催に当たって、国際交流基金は「海外でも好評の同展をぜひともこの『妖怪ゆかりの地』でご覧いただきたい」と呼びかける。

 開館時間は9時30分~16時30分(最終入館時間)。水曜休館。入館料は大人=600円、高・大学生=400円、小・中学生=200円。7月8日まで。展示内容の一部を5月16日に入れ替える。

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