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広島の自転車神社で「のろのろ一本橋」全国大会 スピードの遅さを競う

一本の板の上を落ちることなく、誰が一番長い時間を掛けて安全に渡れるかを競う「のろのろ一本橋」(写真提供=因島サイクルツーリズム振興協議会、大山神社)

一本の板の上を落ちることなく、誰が一番長い時間を掛けて安全に渡れるかを競う「のろのろ一本橋」(写真提供=因島サイクルツーリズム振興協議会、大山神社)

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 自転車で一本橋の上を渡るスピードの遅さを競う「のろのろ一本橋 第2回全国大会」が12月10日、自転車神社として知られる「大山神社」(尾道市因島土生町、TEL 0845-23-6000)で開催される。

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 大山神社は尾道市と愛媛県今治市をつなぐ「しまなみ海道」が通る因島(尾道市)にある。2012(平成24)年から、しまなみ海道を走るサイクリストの休憩所として神社境内を開放しており、交通安全や旅の安全を祈念するサイクリストも増えた。休憩に立ち寄ったサイクリストがSNSに投稿した情報が口コミで広がりを見せ、日本で唯一の「自転車神社」と呼ばれるようになったという。

 「のろのろ一本橋」は、一枚板の上を落ちることなく、誰が一番長い時間を掛けて安全に渡り切れるかを争う競技。板は、長さ8メートル、幅25センチ。中学生以上の「大人の部」と小学生以下が対象の「子どもの部」に分かれ順位を競う。「大人の部」優勝者には、賞金5万円を進呈する。

 このほか、自転車神社安全祈願祭や尻相撲、商品券などの商品が当たる「お楽しみガチャ」(1回200円)などを企画。飲食を販売するブースも出店する。

 開催時間は10時30分~12時30分。のろのろ一本橋は、「大人の部」は参加費1人1,000円。「子どもの部」は無料。尻相撲とともに、事前予約が必要。オンラインで12月7日まで受け付ける。

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