広島県の「もったいない食材」を使ったレトルトカレーが9月中旬から、広島ドラゴンフライズのオンラインショップなどで販売されている。
レトルトカレーにより食品ロス削減を図るMOTTAINAI BATON(モッタイナイバトン、東京都国分寺市)とドラゴンフライズのコラボ商品。「華麗(カレー)なる勝利」とフードロス問題解決の願いを込め、パッケージには、ドラコンフライズのマスコットキャラクター「モヒカンアビィ」とメイン食材のイラストをデザインする。
カレーは4種類。カキを食べることから害魚として扱われているチヌを使った「チヌカレー」、広島県内の食材を複数取り入れた「広島横断カレー」、福山市の沼南高校で育てたブドウを使った「沼南高校ぶどうカレー」、規格外のため廃棄予定だったスーパーフード「菊芋」を使った「菊芋カレー」を展開する。
「広島横断カレー」はチヌ、パパイヤ、麦芽、しいたけ、トマト、牛脂を使っている。「沼南高校ぶどうカレー」は種入りのブドウを使う。ブドウの甘さと、なかやま牧場の牛すじの食感が特徴という。いずれも辛さを抑え、子どもも食べやすいよう工夫した。
価格は各880円。