広島市中央公園内に新設されるサッカースタジアム「エディオンピースウイング広島」隣の広場エリア内の商業施設名称が8月8日、「HiroPa(ヒロパ)」に決まった。
同日には、広場エリアの施設整備にも着手した。新サッカースタジアムを挟んだ両側に中央公園広場の自然環境を生かしながら楽しめる遊具や広島ならではの食や文化などを体験できる商業施設を整備する。
スタジアムを挟んだ東西の広場エリアには、合わせて6棟の商業施設がオープンする。東側広場エリアの5施設は、カフェやレストラン、広島県内の特産品などを取り扱う店が出店を予定する。基町環境護岸に隣接する西側広場エリアには、水辺のアクティビティー拠点となる空間やリバービューレストランなどを設ける。
東側広場エリアには、緑豊かな周辺環境になじみ森に暮らす生き物が枝を伝い駆け回っているような世界観で整備するという。車いすや歩行器を使う子どもも遊ぶことができるインクルーシブ遊具のほか、感触を楽しんだり、音を出したりできる遊具を置く。
3月、広島市民球場跡地に開業したイベント広場「HIROSHIMA GATE PARK(ひろしまゲートパークプラザ)」や2025年以降に開業する「広島城三の丸整備等事業」との連携イベントを通し、紙屋町エリアの活性化を図るほか、県内外に文化や魅力を発信して誘客促進を目指す。
各整備施設の供用開始は来年8月を予定する。