広島経済新聞の2023年上半期PV(ページビュー)ランキング1位は、「文具の博覧会」開催を伝える記事だった。
ランキングは、今年1月1日から6月30日までの半年間に配信した「ヘッドラインニュース」のPVを集計したもの。10位までのランキングは以下の通り(カッコ内は掲載日)。
1. 広島で「文具の博覧会」 全国から60店、7000種類が一堂に(2/7)
2. 広島マリーナホップが解体 2025年に多目的サーキット整備へ(1/18)
3. イオンモール広島府中に「一番くじ」の専門店 中国地方へ初出店(2/11)
4. 広島バスセンターが入る「アクア広島センター街」、一部閉店へ(1/25)
5. 広島の海水浴場に「モンベル」「ライオンバーガー」販売店(5/8)
6. 広島で世界のビールとクラフト餃子フェス 市民球場跡地で(4/21)
7. 広島で「バウムクーヘン博覧会」 ご当地バウム300種類販売(3/9)
8. そごう広島店が2023年秋に全面リニューアル 新館は来年夏に閉館(6/23)
9. 広島に焼き鳥チェーン「鳥貴族」 県内初、中国地方2店舗目(3/6)
10. 広島・呉の銭湯ガイドマップ「湯の地図」完成 「湯あがりの一杯」店紹介も(1/12)
「文具の博覧会」は福屋八丁堀本店で開催された展示即売会。大阪の企業が主催し、広島での開催は2022年に続き2回目。全国から文房具や紙製品、雑貨を取り扱う店やブランド、アーティストなど約60店、7000種類ほどの商品が集まった。
2位には、ショッピングモール「広島マリーナホップ」が2025年に営業終了する話題が続いた。施設内には、広島市で初めての都市型水族館として2017(平成29)年にオープンした「マリホ水族館」も営業している。水族館が広島市に誕生するのは約19年ぶりだったが、施設の営業終了に伴い、来年11月末で閉館する予定。広島マリーナホップは解体され、新たに多目的サーキット施設「ひろしまモビリティゲート(仮称)」が2026年中にオープンする。トムス、バルコム、広島マツダ、マツダの4社が2022年8月、広島県内の自動車関連企業を中心とした共同準備室の設置を発表している。
JR呉線水尻駅近くの海水浴場「ベイサイドビーチ坂」(坂町)には今春、モンベル、ライオンバーガーなどの販売店がオープンした。水浴やマリンスポーツ、ビーチスポーツ愛好家などが主に利用してきたが、年間を通じてにぎわいを創出する体験型の観光拠点として活用しようと坂町が整備した。
そごう広島店も2023年秋に全面リニューアルを行う。新館は賃借契約が満了を迎えることを理由に、今年8月で閉店する。本館1・2階は、隣接する「アクア広島センター街」側まで増床し、「ビューティー」「ラグジュアリー」ゾーンを強化。デパ地下には、広島初登場の食品ブランドを誘致する。売り場面積は、本館は改装前の約3万2000平方メートルから増床し、改装後は約3万6000平方メートルになる。新館で営業中の生活雑貨店「ロフト」は今年10月、「アクア広島センター街」への移転オープンが決まっている。