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広島で劇団四季ミュージカル「リトルマーメイド」、初上演へ

10日に行った「リトルマーメイド」の最終通し舞台稽古でのワンシーン。©Disney、野田正明撮影

10日に行った「リトルマーメイド」の最終通し舞台稽古でのワンシーン。©Disney、野田正明撮影

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 劇団四季によるディズニーミュージカル「リトルマーメイド」が7月11日、上野学園ホール(広島県立文化芸術ホール、広島市中区白島北町)で始まった。

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 「リトルマーメイド」は、ディズニーと劇団四季の提携作品第4弾。地上の世界に憧れる人魚姫アリエルが人間の王子エリックに恋をするストーリーで、日本では2013(平成25)年に東京で初上演した。以来、名古屋、福岡、大阪、札幌、静岡の6都市で上演を重ね、総公演回数は3700回、総入場者数は367万人を数える。広島は今回が初上演となる。

 ディズニー劇場版の長編アニメーションを華やかに舞台化し、フルオートメーションのフライング技術やパペットなど、さまざまな創意工夫により神秘的な海の世界を表現する。公開前日の10日には最終通し舞台稽古を実施し、キャストやスタッフが全体の最終チェックを入念に行った。

 主人公アリエルを演じる俳優の守山ちひろさんは広島県出身。守山さんは「アリエルは、好奇心旺盛で行動力のある、とても魅力的な女性。未知の世界へ勇気を持って進んでいく彼女の姿を通して、地元広島の皆さまに作品の感動をお届けできるよう、一回一回の舞台を精いっぱい演じたい」と話す。

 料金は2,750円~1万2,100円。座席の種類や曜日・時間帯によって異なる。2歳以下入場不可。上演は10月10日まで。

 広島では公共ホールを利用した長期公演を2001(平成13)年から行っており、「オペラ座の怪人」「キャッツ」「美女と野獣」「マンマ・ミーア!」の4作品計7回で、延べ76万人が来場している。

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