広島県内の蔵元が集まり、日本酒と料理を楽しむ「広島燗酒(かんしゅ)フェスティバルMINI」が3月21日、「広島城」二の丸(広島市中区基町)で開催される。
花冷えの季節に、広島の地酒と料理を味わってもらおうと飲食店「藤本屋」(中区上八丁堀、TEL 082-221-2618)店主で、利き酒師・日本酒学講師の藤本順子さんが主催する。2018(平成30)年から毎年3月に開いてきたが、2020年は新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、開催3日前に中止に。広島城での開催は2019年以来3年ぶり。
参加する蔵元は梅田酒造場、賀茂鶴酒造、亀齢酒造、中尾醸造、白牡丹酒造、原本店、福光酒造、美和桜酒造、盛川酒造の9蔵。通常は18蔵が参加するが、3月6日まで広島県が要請したまん延防止等重点措置が続いたため、やむを得ず規模を縮小したという。
日本酒は各蔵が2種類する持ち寄り、プラ容器に入れて1杯350円(約60ミリリットル)で販売する。フードは天ぷら、唐揚げ、肉豆腐、チーズ盛り合わせ、ホルモン煮込み、汁なし担々麺などを地元の飲食店が用意するほか、日本酒以外のアルコールやドリンクもそろえる。
開催時間は11時~16時。雨天決行。日本酒1杯分がお得になる前売り券(1,800円)も藤本屋、大和屋酒舗、オンラインで販売する。販売期間はオンライン=17日、店舗=20日まで。