広島競輪場(広島市南区宇品海岸3)が2025年4月、国内最大級の競輪とアーバンスポーツ、サイクル施設「アーバンサイクルパークス広島」としてリニューアルオープンする。
1952(昭和27)年に誕生した広島競輪場の老朽化を受け、広島市が自転車によるスポーツやレジャーなどのニーズに対応する複合的な施設への再整備に着手した。2021年9月から民間事業者を募集。1月に競輪、オートレース車券のオンライン発売を手掛けるチャリ・ロト(東京都品川区)を事業予定者に選定した。
再整備事業の推進と競輪場運営を担うチャリ・ロトは、競輪場に併設する選手宿舎兼用のホテルを建設するほか、BMXやスケートボード、ランバイクなどのアーバンサイクルスポーツ施設、サイクリスト向け施設を設置する。競輪とアーバンスポーツ、サイクルが融合する日本最大級のアーバンスポーツ、サイクル施設の開業を目指す。
グランドオープンは2025年4月を予定する。
チャリ・ロトは2019年、広島競輪場の競走路、観覧席および投票所などがある「公営競技エリア」の命名権も取得している。