広島県呉市の宿泊施設を紹介するホテルガイドマップの配布が11月18日から広島駅総合案内所などで始まった。
瀬戸内海に面した呉は戦前から日本を支える工業都市で、歴史や美しい景観を有する観光資源が豊富な街。呉を舞台にした映画も立て続けにヒットしている。マップは観光客からの要望を受けて、呉市ホテル旅館組合が作成した。
マップでは、同旅館組合に所属する宿泊施設の特徴と、街の歴史的背景を紹介する。このほか、自然災害や新型コロナウイルスによる生活様式の変化に伴う宿の在り方にもついても触れ、地域住民も手に取りやすい内容にした。同組合では、平成30年7月豪雨で甚大な被害を受けた呉市と「災害時における宿泊施設の提供等に関する協定」を締結している。
配布場所は、JR広島駅2階の広島駅総合案内所や広島バスセンター総合案内所、紙屋町シャレオの広島市観光案内所、広島本通り商店街の「夢ぷらざ」など。呉観光協会ホームページからダウンロードもできる。配布部数は5000冊。