「ライオンビヤガーデン」が6月25日、広島三越(広島市中区胡町)の屋上に期間限定オープンした。
新型コロナウイルスの影響で、2020年は開催を見送ったビアガーデン。今夏は6月11日の営業開始を目指して準備を進めてきたが、緊急事態宣言の延長に伴い、オープンを延期した。営業時間やアルコール提供時間は、広島県の要請に従い、短縮するなどして対応するほか、オープン時間を早め、来店予約の分散を図る。
ビアガーデンを開くのは、サッポロホールディングスのグループ企業でビヤホールやレストランを運営するサッポロライオン(東京都渋谷区)。座席は例年700席を用意するが、今年は300席程度に抑え、稼働数はさらに少ない約150席を想定する。料理は、トングや箸の共用を避けるため、スタッフが盛り付けて提供。ビールなどのアルコールもスタッフが注ぐ。カープグッズを持参すると割引が受けられるサービスや、抽選会などのイベントについては、今年は中止する。
料理は、北海道を代表する「ジンギスカン」を楽しむことができる「ジンギスカンコース」や「牛・豚・鶏 焼肉コース」、「デラックスBBQコース」の3種類をメインに、25種類以上のサイドメニューとサッポロ生ビール黒ラベル、エビス(樽生)、レモンサワー、ハイボール、焼酎、ワイン、カクテル、ソフトドリンクなどを用意する。
「ライオンビヤガーデン」が広島三越で営業するのは27年ぶり。同店広報担当者は、「開放的な屋上で、ジンギスカンと生ビールを少人数でご堪能いただければ」と話す。
営業時間は16時~22時(土曜・日曜・祝日は12時から)。料金は20歳以上=4,400円~、未成年・65歳以上=3,300円~、小学生=1,100円~、幼児無料。7月1日~11日までは、小学生以外のコースは1,100円引き。食べ飲み放題の制限時間は土曜・日曜・祝日のみ3時間まで。月曜から金曜は制限しない。緊急事態宣言や県からの要請などにより変更の可能性あり。9月30日まで(予定)。問い合わせは、「広島三越ライオンビヤガーデン」(TEL 082-545-2510)まで。