広島・宮島対岸に位置する温泉郷「宮浜温泉」(廿日市市宮浜温泉)で3月7日、瀬戸内海の景色を楽しみながら本を読むブックイベント「海を見ながら本を読む」が開催される。
コロナ禍でも、気軽に本に触れてもらいたいとの思いから、広島の女性クリエーターユニット「あいだproject(プロジェクト)」が主催する。書店や古書店を集め、本と温泉、瀬戸内海の景色を楽しめるよう企画した。
新型コロナウイルス感染防止対策として、出店する書店は数店舗に限定し、イベント規模を小さくするほか、密を避け、換気の必要がない屋外の「宮浜温泉グラウンドゴルフ場 あずま屋」を会場に選んだ。
出店するのは、書店「音鳴文庫」(島根県鹿足郡)、「ホリデイ書店」(廿日市市城内1)、一箱古本市などのイベントに参加する「三松文庫」から「赤松さんの一箱」の3店舗。あいだプロジェクトも紙雑貨や文房具などの販売ブースを設ける。購入した本は、会場となる高台のグラウンドゴルフ場などで楽しむ。会場での飲食販売は行わないが、周辺にはレストランやホテルが料理のテークアウト販売を行う。イベントは、4月以降も毎月第1、第3日曜に継続開催を予定する。
開催時間は10時~16時。入場無料。雨天中止。開催前日の16時時点の天気予報を基準とし、雨予報の場合は中止する。詳細は、公式フェイスブックページで知らせる。