広島・基町の複合施設「パセーラ(基町クレド)」1階の「基町クレドふれあい広場」(広島市中区基町)で1月28日から、社会実験が行われている。
実施主体は、産学官23団体が参画するまちづくりプラットフォーム「カミハチキテル」。2020年春に、紙屋町・八丁堀エリアのメインストリート「相生通り」を活用した社会実験を行っており、今回で2回目となる。
屋外空間でのソーシャルディスタンシングや、3密を避けるなど、新型コロナウイルス感染対策を行った上で、イベント広場として慣れ親しんできた場所を使い、都市における安心安全な飲食やライフスタイルを考えた新たな空間づくりに取り組む。
広場ではテークアウトした食事が取れるよう、イタリア製の人工芝を敷き、ベルギーのアウトドア家具ブランド「エクストレミス(extremis)」のアウトドア家具16基を設置した。暖を取ることのできるパラソルヒーターや平和の象徴であるオリーブの木を飾り、アウトドアリビングを目指した。今月8日からは、飲食店のコンテナ営業も開始する。
飲食店の出店時間はランチ=11時~13時30分、カフェ=15時~18時。空間は常に開放されているが、消灯はパセーラ(基町クレド)の施設運営時間に準ずる。現在は10時~19時。3月28日まで。