JR西日本広島支社が2月26日から、広島・山口エリアの「遅延証明書」発行をホームページで開始する。
列車の遅延発生時における遅延証明書の受取窓口の混雑緩和と利便性向上を目的としたサービスで、京阪神エリアでは2012(平成24)年5月から実施している。
対象線区は、山陽線(三原~下関)、可部線(横川~あき亀山)、呉線(三原~海田市)の3路線。土曜・日曜・祝日を含む始発から最終までの全時間帯の列車に対応する。5分以上の遅延が発生した場合が対象で、JR西日本が区分する5つの時間帯で、最も遅れた列車の遅延時分が証明書に掲載される。
遅延証明書はスマートフォンやパソコンからPDFでダウンロードできるほか、駅で紙の遅延証明書の発行も継続する。ホームページでは、過去45日間の遅延証明書を24時間取得できる。
このほか、京阪神、和歌山、北近畿エリアでは2月26日から、岡山・福山エリアでは4月1日から紙での遅延証明書発行を取りやめる。