広島市中心部の歓楽街に12月26日、新型コロナウイルスのPCR検査を自費で受けられる「広島PCR検査サテライト」(広島市中区薬堀町1)がオープンした。
PCR検査の拡充を目的に、医療事業を手掛ける「Setolabo」(セトラボ、香川県高松市)が都道府県登録衛生検査所として開設した。1日最大約3500検体の処理能力を誇る中四国最大規模の検査体制を持ち、東京、名古屋、神戸、岡山、香川でもPCR検査を実施する。
広島では、県内在住者や県内に本社や支社を置く企業は、1回5,000円(税別)で誰でも検査を受けられる。検査はタカラバイオ社のPCR検査キットを使い、現地で行う。検査時間は約3分。事前に郵送で購入した検査キットの持ち込みも可能。12時までに検査すれば、当日中に結果が判明する。
検査は、医師や臨床検査技師、研究員が行う。来店予約はホームページから受け付けるが、一部の時間帯は、予約不要で来店できる。料金はホームページでのクレジットカード決済ほか、現地での現金支払いにも対応する。現金支払いの場合は、1回6,000円。症状の相談や陰性証明書の発行については、提携医療機関を紹介する。
営業時間は9時~20時(9時~10時、18時30分~20時は来店予約不要)。