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広島の書店でも「ブックサンタ」 クリスマスイブに子どもへ本届ける

ボランティアのサンタクロースがクリスマスイブに本を届ける「ブックサンタ」。写真の一部を修正しています。

ボランティアのサンタクロースがクリスマスイブに本を届ける「ブックサンタ」。写真の一部を修正しています。

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 クリスマスに向けて子どもたちに絵本や児童書を届ける取り組み「ブックサンタ」が11月に始まり、広島の書店「丸善 広島店」(広島市中区胡町)、「大垣書店 ジ アウトレット広島店」(佐伯区石内東4)、「ジュンク堂書店 広島駅前店」(南区松原町)など10店舗が参加している。

子どもへ届ける本を仕分けするボランティア

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 ブックサンタは、サンタ研修を受けたボランティアが、申し込みがあった0歳~中学生がいる家庭や施設などに包装した本を、クリスマスイブの12月24日に保護者から預かったメッセージと共に届ける活動。「書店で誰でもサンタになれる」を合言葉に、クリスマスに行う社会貢献として2017(平成29)年にスタートした。

 本は参加店で購入し、レジでブックサンタへの参加を伝えて寄付する。集まった本は東京と岡山の2カ所に集約され、ボランティアが全国各地へ郵送している。参加店は307店。36都道府県に広がる。遠方の地域や訪問を希望しない家庭には、サンタからの手紙と一緒に郵送している。

 主催するNPO法人チャリティーサンタによると、今年は新型コロナウイルスの影響で収入が減少した家庭などからの応募もあるという。同法人代表の清輔夏輝さんは「子どもたちが1年で最も楽しみにしている日に、寄付という形で協力いただければ」と協力を呼び掛ける。書店での本購入だけでなく、クラウドファンディングで継続活動の資金も募集する。

 受付期間は12月24日まで。

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