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広島の飲食店が日替わりでランチ宅配 店内営業の代わりに食事届ける

「太閤うどん中町店」では、店頭での引き渡しも受け付ける

「太閤うどん中町店」では、店頭での引き渡しも受け付ける

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 広島市内の飲食店「太閤うどん中町店」(広島市中区中町)など、飲食店3店舗が4月13日から、日替わりランチの宅配サービスを始めた。

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 参加するのは、「太閤うどん中町店」、焼き鳥店「山もと山もと」(中区流川町)、「うどん屋一本」(中区弥生町)の3店舗。店主の年齢が近く、これまでも交流があったことがきっかけで、新型コロナウイルスが収束した後、また店で客を出迎えることができればと、協力してサービスを考えた。

 各店では、新型コロナウイルスの感染拡大防止を目的に、今月6日から順次、店内営業を休止している。18時から翌2時まで営業するカウンター9席の飲食店「うどん屋一本」店主の藤岡学さん(43歳)は、「対策にも限界がある。自分自身とお客さまの感染リスクを考えて、店内営業の休止を決めた」と話す。

 ランチは、ぶっかけうどんや丼、和食や焼き鳥など、各店の特色を生かしたメニューを用意する。料金は1食800円(税別)。宅配は週3回、月曜・水曜・金曜の固定で、2週間単位で注文を受け付ける。予約制にすることで食材のロスも減らしていく。

 宅配時間は11時~14時で、注文時に希望も受け付ける。宅配エリアは、「太閤うどん中町店」から車で15分の距離までが目安という。エリアを3つに分け、各店がローテーションで宅配を行うため、毎回違う店の食事を楽しめる。配達料は、1回300円。一カ所5食以上の注文や、要介護者、未就学児がいる家庭などは無料にするほか、「太閤うどん中町店」で受け取る場合も送料は無料となる。

 ランチ宅配は、新型コロナウイルスが収束するまで続ける。問い合わせは、「太閤うどん中町店」(TEL 082-258-3447)まで。

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