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広島の飲食店で「手作りマスク」販売 新型コロナによるマスク不足で

布製品を中心に取り扱うハンドメード作家が手作りしたマスク。

布製品を中心に取り扱うハンドメード作家が手作りしたマスク。

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 広島の飲食店「SNACK Candy HIROSHIMA(スナックキャンディヒロシマ)」(広島市中区十日市町)で3月5日、営業前の時間を使ってハンドメードのマスク販売が始まった。新型コロナウイルスの感染拡大によるマスク不足を受け、終息するまで期間限定で営業する。

手作りマスクを買い求める客が開店前に並ぶことも

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 マスクは、同店を経営する「BRAVE UP(ブレイブアップ)」(西区大芝2)が手掛ける作家の育成を目的にした無料オンラインスクール「SAKKA ZAKKA(サッカザッカ)大学校」に所属するハンドメード作家約20人が作った。新型コロナウイルスの影響でイベント中止が相次ぎ、ハンドメード作家の収入支援の目的も兼ねる。

 販売は、相生通りに面した店舗のガラス壁面を一部開放して行う。平面マスクや立体マスク、大人用、子ども用などをそろえ、個包装にして並べる。価格は、大人用=500円~、子ども用=200円~。今月8日には開店前から行列ができたため、購入枚数を1人5枚までに制限した。

 販売数は、初日は約50枚だったが、9日には約190枚を売り上げた。日を追うごとに増えており、大人用のマスクを中心に売れ行きを伸ばす。開店直後から、数人ずつ入店し、ハンドメードマスクのサイズやデザイン、仕様を吟味する客の姿が目立つ。数種類のマスクを手にした女性は「販売しているのは知っていたが、仕事が休みになったからやっと来ることができた。友達にもプレゼントしたいし、デザインも悩む」と話す。

 同社の下定弘和社長は「完売することもしばしばあるが、随時納品している」と話す。在庫状況は同店やサッカザッカなどのSNSで知らせる。

 営業時間は13時~18時。

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