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広島で「この世界の片隅に」新作の制作状況報告 片渕須直監督来場

(C)2018こうの史代・双葉社/「この世界の片隅に」製作委員会

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 広島と呉を舞台に戦時下の日常を描いたアニメ映画「この世界の片隅に」に新たな場面を追加した新作「この世界の(さらにいくつもの)片隅に」の製作状況を報告するイベントが3月31日、映画館「八丁座」(広島市中区胡町、TEL 082-546-1158)で開催される。

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 新作は主人公すずが嫁ぎ先の町で初めて出会う同世代の女性リンとの交流を中心に、昭和19年秋から20年春にかけてのエピソードを描く。映像は約30分間追加され、絵コンテは企画当初から存在していたが今回、見直しながら復活させるほか新たなカットも加えるという。片渕須直監督は「原作にはまだまだ魅力的なエピソードがあり、それを書き足すことによって主人公のすずだけではない、『さらにいくつもの』人生を描きたい」とコメントした。

 公開は年内を予定しており、イベントには片渕監督が登壇して作品の進捗(しんちょく)状況を報告するほか、報告後には前作となるアニメ映画「この世界の片隅に」を上映する。イベントには通常料金のみで参加できる。全席指定でチケットは今月23日から劇場窓口で販売する。

 開催時間は報告会=15時~15時20分、上映=15時20分~17時30分。料金は大人=1,800円、60歳以上=1,500円、高校生以下・障がい者=1,000円。

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