江戸時代に文化と交易の大動脈だった「西国街道」のにぎわいを、飲食やワークショップを通じて体験できるイベント「西国茶やBar」が3月15日、新天地公園(東新天地公共広場、広島市中区流川町3)で開催される。
浅野氏広島城入城400年記念事業の一環として企画し、3月15日(さいごく)の日に合わせて1日限定で開く。京都と下関を結ぶ「西国街道」は当時、五街道(東海道、中山道、日光街道、奥州街道、甲州街道)に次ぐ重要な幹線道路に位置付けられており、ルートには広島市中心部の八丁堀、紙屋町、本通りなどが含まれている。
公園には当時の茶屋を再現し、飲食販売やトークショー、ワークショップなどを行う。出店ブースは「甘党はち乃木」「ビールスタンド重富」「オタフクソース(一銭洋食)」など。日本髪を結い、着付けや写真撮影ができる町娘体験ブースや和楽器バンドによる演奏、安芸ひろしま武将隊が出演するステージイベントなども予定する。
開催時間は16時~21時。雨天時は中央新天地集会所に場所を移す。