NTTクレドホール(広島市中区基町)など広島市内で11月23日から、「広島国際映画祭」が開催される。
「ポジティブな力を持つ作品」を、世界中から集めた同映画祭は今年で10周年を迎える。NTTクレドホール(広島市中区基町)のほか、広島市映像文化ライブラリー(中区基町)、横川シネマ(西区横川町3)の3会場で43作品を上映。30人を超えるゲストとの交流を楽しめる。
会期中、世界の短編映画を上映する「コンペティション部門」、俊英の才能を紹介する「特別招待部門」、広島にゆかりの作品や広島独自の視点でセレクトした「ヒロシマ・EYE部門」、広島市映像文化ライブラリー共催「シネマテーク・フランセーズ特集部門」に分けて作品上映を行うほか、ワークショップなどを実施する。
ワークショップでは、「広島国際映画祭2016」で「ヒロシマ平和映画賞」を受賞したアニメ映画「この世界の片隅に」の片渕須直監督が登場する。新たなストーリーを加えた映画「この世界の(さらにいくつもの)片隅に」が今年12月公開予定だったが、延期になっていることから急きょ、片渕監督に制作状況などを聞くワークショップを今月23日に行い、公開前の短い映像も特別に披露する予定。
チケットは、前売り=1,500円、当日=2,000円(いずれも1日券)。11月25日まで。