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広島・呉の川尻地区で「おみず祭り」 断水解除による水道復旧記念で

豪雨翌日にプロジェクトメンバーが撮影したJR呉線安芸川尻駅

豪雨翌日にプロジェクトメンバーが撮影したJR呉線安芸川尻駅

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 平成30年7月豪雨で被災した広島県呉市の川尻地区にある「とびしまカフェ」(呉市川尻町西5)で8月26日、「第1回川尻おみず祭り」が開催される。

プロジェクトメンバーが携帯トイレの必要性をまとめた手書きメモ

 8月1日「水の日」に断水解除となった同地区の水道復旧を記念して開く。災害発生以降、自宅の井戸水提供から始まり、行政の手が届きにくい地域への給水ボランティアなどに取り組む川尻町在住の中原由美さんらが立ち上げたボランティア団体「川尻お尻愛プロジェクト」が主催する。

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 当日はカフェの店内外を会場に川尻の断水を題材にした紙芝居や水を使わない簡易トイレの体験、タコ飯や海鮮バーベキュー、カキ氷やコーヒーの振る舞い、5~10種類の水を飲み比べる「利き水」などを行う。参加費やフード、軽食は全て無料。

 今夏は災害の影響や台風接近などで花火大会の中止も相次いだことから、「地域の子どもたちにささやかな夏休みの思い出をつくってあげたい」と中原さん。手持ち花火や水鉄砲を使った射的ゲーム、そうめん流しも予定する。

 同団体では災害時に携帯用トイレも配ったが、水をくんでくればトイレが流せる状況にある家庭もあったため、排泄物を流さずに保管する携帯用トイレの使用に抵抗がある人もあったという。中原さんは「私も災害が起こってから携帯用や簡易トイレの存在を知った。いざという時の選択肢の一つになればと思い、今回のイベントで体験してもらう場を設けた」と話す。同団体では災害に対する危機意識を忘れないよう、毎年8月にイベントを継続開催することで地域のつながりも深めていきたいという。

 開催時間は12時~17時。少雨決行。中止の場合は「川尻お尻愛プロジェクト」フェイスブックページで告知する。