カルビー(東京都千代田区)が3月23日、マツダスタジアム周辺の10店舗で限定販売するスナック菓子「ふるシャカのりしお味」の販売を開始した。
同社は2016年10月、「社外との協働」をキーワードに新たなコンセプトのヒット商品開発する「Calbee Future Labo(カルビー フューチャー ラボ)」を創業の地である広島に開設した。3年間で「100億ブランド」商品を生み出すことを目標に社員6人が中心となり、県内の大学生や企業、主婦など、有志サポーターとディスカッションや試作テストに取り組んできた。
同商品はカップ容器に入ったジャガイモスナックに別添えの粉末調味料をふりかけ、容器を振ってから食べる。「地域応援スナック」をコンセプトに売り出し、販売店はマツダスタジアムおよびカープロード沿い周辺店舗と「カルビープラス 広島駅店」の約10店舗に限定した。
パッケージデザインには「カープ坊や」を起用した。このほか、ふたとなるプラスチック製の赤キャップのツバに貼り付けられる3センチ角の背番号シールが1枚封入される。シールは9選手とスラィリーの全10種類。同社担当者によると、食べ終わった後の赤キャップは「じゃがりこ」のフタとしても再利用できるという。