カープのリーグ2連覇から一夜明けた9月19日、広島市内の百貨店などでリーグ優勝を祝うセールが始まった。
イズミ(東区二葉の里3)は「ゆめ新聞」と題した新聞折り込みチラシを作り、買得商品を紹介。チラシ裏面には「田中」食品のふりかけ、「菊池」食品の熊本あか牛旨飯だれ、「マルちゃん」赤いきつね、「すずき」造り、「松山」揚げ、「L.レッド」サーモン、「石原」水産、「ジョンソン」ヴィルソーセージなど、主力選手名にちなんだ食料品を集めた。
中には、「荒井」食品と選手名とは漢字が異なる商品も。ジャンルがバラバラの食料品ラインアップに「分かる人にニヤッとしていただけたら」と同社広報担当者。「それぞれの売り場で楽しみながら探してほしい」とも。
広島三越(中区胡町)のライオン像は19日からスタートする優勝セールに合わせてユニホームを着用。顔部分にはチームキャッチフレーズ「カ舞吼(かぶく)」を表現する歌舞伎の隈(くま)取りをモチーフにしたフェースシールを貼って鎮座する。
昨年に引き続き、広島銀行本店(紙屋町)には監督や主力選手の写真入り巨大幕が登場した。大きさは縦25メートル、横40メートル。地上8階建てビルの屋上から2階バルコニー部分まで架かる。
福屋八丁堀本店(胡町)は19日・20日に正面玄関そばに特設会場を設けて「ビールかけTシャツ」(2,000円)を販売した。19日は終日、行列が途切れることはなく、SサイズとMサイズは完売。明日以降は在庫分を8階のカープグッズ売り場で取り扱う。ビールかけTシャツは20日からカープ公式通販でも販売を開始しており、数量は限定しないという。
三越ライオン像の装飾は今月25日、広銀本店の巨大幕掲出は10月2日まで。