そごう広島店本館(広島市中区基町)で3月15日、「バウムクーヘン博覧会」が始まった。
47都道府県から67ブランド、約100種類のバウムクーヘンを集めた同イベント。昨年3月にそごう神戸店(兵庫県神戸市)で初開催し、反響を受けて、国内におけるバウムクーヘン発祥の地とされる広島を2会場目に選んだという。
広島創業の洋菓子店「櫟(くぬぎ)」(西区己斐東1)は4商品を用意し、イベントに合わせて新たに創作商品「BBQ uchen(バーベキュー・ヘン)」(540円)を売り出す。2種類のバームクーヘンとワッフル、フルーツを串に刺し、焦がしバターで焼き上げ、チョコレートなどをトッピングした商品で、兼田貴代社長は「広島らしさを出した、広島風鉄板焼き」とアピールする。
会場にはカフェスペースも併設し、「クラブハリエ」「ユーハイム」「櫟」「年輪舎」を食べ比べができるセットメニュー(801円)を用意するほか、-196度の液体窒素で凍らせたアイスクリームとバウムクーヘン、フルーツをミックスした「マジックバウム」(411円)の実演販売や数量限定で焼きたてのバウムクーヘン(324円)をそろえる。
企画を担当した同店の大堂雅人さんは「地域の食材や特産品を使った商品も多く、形や種類も豊富。バウムクーヘンの魅力を感じてもらえたら」と話す。バウムクーヘン登場から100年を迎える2019年に向け、機運を高めたい狙い。
開催時間は10時~20時(最終日は17時閉場)。今月21日まで。