広島文化学園HBGホール(広島市中区加古町、TEL 082-243-8488)で2月22日、「避難訓練コンサート」を行う。
公演中に災害が起こった場合を想定してコンサートを開き、演奏を一時中断して避難訓練や災害に関しての講義を行う防災意識を啓発する取り組みで、同会場での実施は今回が初めて。
当日は、広島市消防音楽隊「ファイヤーバンド」が演奏する中、地震や火災が起こった想定で避難訓練を行う。訓練後には休憩を挟み、消防署による講義の後、演奏を再開する予定。
同施設では年に2回避難訓練を行っているが、文化施設での災害への備えや避難の意識を高めてほしいと実施を決めた。実際の施設定員は2000人だが、今回は事前申し込みをした500人を対象に開く。現在の申込者数は330人で、未就学児以上を対象に一般に向け、広く参加を呼び掛けている。
開演時間は13時30分~15時。申し込みは今月20日まで。参加無料。