広島市中区のビジネス街に、ドライビングやフライトを疑似体験できるシミュレーターカフェ「D-BASE(ディーベース)」(広島市中区大手町3、TEL 082-245-4646)がオープンして3カ月がたった。
同店はソフト・ハ-ドウェア設計開発のネクスディ(大手町3)が昨年10月、新事業として出店。ドライビングゾーンとフライトゾーン、カフェスペースを設け、予約不要で利用できる。料金は10分1,000円。これまでの利用客は100人を超え、常連客も多いという。
それぞれ専任スタッフが機器の説明を行い、専用のシューズとグローブを装着して体験する。ドライビングはGTカーとフォーミラーカーなど、約20種類以上の実在するマシンから好みの機種を選び、忠実に再現した各国の主要サーキットを走行体験できる。座席正面には42インチのモニターを3面に配し、CG映像と連動したリアルタイム映像と7軸シリンダ制御モーションによる重力やエンジン音を全身で体感できる。
フライトシミュレーションではボーイングなど、大型旅客機の離着陸や夜間、アクロバット飛行などのコースを選択して疑似操縦を体験できる。実際のパイロット訓練でも用いられる本格的マシンだが、知識がなくても楽しめるという。
カフェスペースではフェラーリ社製グラスで提供するダッチコーヒー(800円)や20種類以上のフレーバーをそろえる「ジェリーズポップコーン」(250円~)、ノンアルコールワインなど、各国のドリンク(250円)を用意する。
大谷晋示社長は「年齢に関係なく、共通の趣味を持つ人が集い、熱中して時を忘れる場所にしたい」と意欲を見せる。
営業時間は11時~21時。