クリスマスにちなんだ企画「ハニカミコンサート」が12月23日、Jカフェ富士見町店(広島市中区富士見町、TEL 082-242-1234)で開催された。
オープンして10年経つ同店は、広島の地蔵通りにある広島を代表するカフェ。広島を中心に地方で飲食店を展開するダブルオー(西区井口台2)が「Jカフェ」業態として手がけた1号店。
演奏開始の21時30分を過ぎるころ店内は早くも満席状態に。エリザベト音楽大学の石谷安望(3年)さんと広島文化短期大学の榎本沙織さん(専攻科1年)が、「赤鼻のトナカイ」「そりすべり」「アメージンググレイス」などを、作曲された背景のエピソードなどを交えながらクラリネット2重奏で9曲を演奏した。
「幼稚園や小学校で呼ばれて演奏することはあっても、こうした『カフェ』で大人を対象に演奏したのは初めて。緊張したけれど勉強になった」と榎本さん。2人の譜面には細かいMCの「メモ書き」がぎっしりと書き加えられていた。
企画は同店のアルバイトスタッフの提案によるもの。同店の佐原店長は「広島にもカフェが多くなり、客層も差別化の方法も変わってきた。今後もこうした取り組みは実現したいし、企画を任せることで働いてくれているスタッフらの自信につながれば」と話している。
「ハニカミコンサート」は、24日も3ステージ行われる。時間は19時30分、20時30分、21時30分。
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