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広島沿岸部のショッピングモールに都市型「水族館」 2017年夏オープン

2017年夏オープン予定の「マリホ水族館」外観

2017年夏オープン予定の「マリホ水族館」外観

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 広島沿岸部のショッピングモール「マリーナホップ」(広島市西区観音新町)に2017年夏、水族館がオープンする。運営は「マリーナホッププロパティ」(中区大手町5)。

目玉はエントランスそばに設置する波が打ち寄せるサンゴ礁

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 水族館の名称は「マリホ水族館」。敷地面積は約361坪、延べ床面積は約185坪の1階建て。これまでフードコートやイベントスペースなどに利用してきた「センターコート」を建て替えて新設する。商業施設内で運営する都市型水族館は広島市内で初めて。

 監修は日本で唯一の水族館プロデューサーの中村元さん。コアターゲット層を30代女性に想定し、生物の観察だけでなく水中に入った気分が味わえる「水塊(すいかい)」をキーワードに見どころを6つのゾーンに分けて展開。滞在時間は30分を想定。館内に周遊できる動線を引き、利用者の満足度アップを図る。

 このほか、館内では水槽前でのヨガやバー営業、コンサートなど、イベント企画や結婚式、パーティ会場として貸し出し、イベントスペース需要も見込む。

 同社では、マリーナホップからアウトレットモールのイメージを払しょくし、ベイエリアの商業施設としての新たなイメージ定着と平日や夜間の集客力アップを目的に施設内の大幅リニューアルに取り組む。センターコートは8月に取り壊し、9月から着工する。事業予算は約8億円。初年度の入館目標者数は35万人。

 オープンは2017年7月を予定する。

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