広島・福山の複合ビル「アイネスフクヤマ」(福山市東桜町)で5月14日から、中四国最大級となる常設プロジェクションマッピングが始まる。
アイネスフクヤマを運営する福山駅前開発(東桜町)が駅前のにぎわい創出を目的に企画した。今月14日・15日に開催される「第49回福山ばら祭2016」に合わせ、13日にプロジェクションマッピング点灯式を開く。
映像投影は同ビル地下1階の通路壁面32メートルをスクリーンに見立てて実施する。春夏秋冬をテーマに四季に応じて映像プログラムを変更する。初回は100万本の「バラの楽園」を舞台に、福山市のイメージキャラクター「薔薇(ばら)の精『ローラちゃん』」がバラを咲かせるファンタジー世界を表現する「春」がテーマという。
マッピング映像の投影時間は約3分。そのほかの映像とセットで繰り返し上映する。会場には体験型コンテンツも用意し、同時開催を予定する。プロジェクションマッピングの企画制作は広島ホームテレビ(広島市中区白島北町)が担当する。同社ではこれまでJR西条駅や岩国錦帯橋での企画・制作実績がある。
投影時間は11~19時。「夏」がテーマの映像投影プログラムは、7月1日から9月30日まで。