ドレスコードが着物のイベント｢2007 きもの de クリスマスパーティー｣が12月8日、カフェ・レストラン「YONKA NUBUN NO ICHI」(広島市中区堀川町6-9、TEL 082-246-3307)で開催される。

　今年で3回目となる同イベントを主催するのは、着物好きの主婦5人を中心に2005年10月に発足したグループ｢ひろしまきもの遊び｣。広島で着物を楽しむ機会の創出とコミュニティーづくりを目指し、フリーペーパーの発刊(不定期)、メールマガジンの配信などの情報発信のほか、月に1度、着物で街中を散策する｢そぞろ歩き｣などのイベントを開催している。

　参加者は例年女性が中心で、年齢層は高校生から60代までと幅広い。「何か理由が無いと着る機会が少ないという着物のイメージを払拭したい｣(同会主催者、沢井律子さん)という思いから、人が集まりやすい時期のクリスマスシーズンに同イベント始めた。昨年までは｢着物｣や｢和｣に関して学ぶ機会として専門家を招待してきたが、今年は｢もっと情報交換をしたい｣というリピーターの声を取り入れ、｢交流｣をメーンに据える。

　今年は初の試みとして、定番のドレスコード｢着物｣に加え、クリスマスらしく｢装いの中に緑または赤を取り入れること｣を設けたほか、毎年恒例となっている抽選会やプレゼント交換も企画。当日は、着付けサービス（料金＝2,000円、要予約）も行う。

　｢2年間活動続けてきて、メールマガジンの登録者やコミュニティーのメンバーが増えた。広島のさまざまなグループの『着物』や『和』に関する活動が浸透してきているのでは｣と沢井さん。「今年の会場は、街なかのカフェ。着物姿の集団を街行く人に見せびらかしたい。着物が大好きという人、少し興味があるという人にとっても、楽しい情報交換の場になれば｣（同）と話している。

　開催時間は19時～。参加費は6,000円で、定員40人。要予約。

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