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広島・紙屋町のビル地下にレトロ喫茶店 スイーツにこだわり、バターケーキ提供も

仕事帰りに立ち寄り、カウンター席でケーキセットを楽しみながら読書をする女性の姿もあるという

仕事帰りに立ち寄り、カウンター席でケーキセットを楽しみながら読書をする女性の姿もあるという

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 広島・紙屋町のオフィスビル地下に7月5日、喫茶店「CORITA CAFE(コリタカフェ)」(広島市中区紙屋町2、TEL 082-244-1181)がオープンした。

提供するバターケーキとプリン

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 アンティーク雑貨を置き、昭和の雰囲気を残した店内が印象的な同店。高校生の時からカフェ経営が夢だったという坂本緑さんが出店した。幼いころ聞いた父の長年の夢が大きなきっかけだったといい、店名は父の座右の銘「忘己利他(もうこりた)」からつけた。

 店舗面積は約16坪。席数はテーブル18席、カウンター6席の計24席。コンセプトカラーに茶色を選び、壁面の塗りむらがレンガのように思わせる。喫茶店らしさをメニューでも表現しようとランチは牛スジカレーと日替わり定食(以上780円)の2種類を提供。ディナータイムには焼きカレーやポテト、枝豆などのフードとアルコールをそろえる。

 スイーツはシンプルで濃厚なものを提供しようと、試行錯誤を重ねたバターケーキ(500円)やカスタードプリン(450円)を含む3種類を用意する。月ごとに限定メニューも加え、ラインアップに変化を付ける。

 オープンから約3週間。平日はランチが込み合うが、土曜や日曜にはカフェ利用が目立つ。客層は幅広く、客単価は800円前後。ランチタイムにハーフサイズのスイーツ提供を始めてからは、男性からのスイーツ注文も多いという。坂本さんは、「階段を下りるとき以上に、階段を上がるときに顔が晴れるような店でありたい。気軽に来店できる店作りを目指したい」と意欲を見せる。

 営業時間は、ランチタイム=11時~17時、ディナータイム=17時~21時。ドリンクやスイーツは終日提供する。

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