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カープ開幕戦に黒田投手が初登板-市内の飲食店でもファンが応援

自前のユニホームで訪れたファンが目立つ「ベースボールバーC」店内

自前のユニホームで訪れたファンが目立つ「ベースボールバーC」店内

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 13年ぶりに地元での開幕戦を迎えた広島東洋カープは3月29日、黒田博樹投手が初登板し、球場を沸かせた。

真っ赤に染まったマツダスタジアム

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 同日は今年2月、黒田投手から依頼を受けてB’zが制作した登場曲「RED」も初披露。「特定のアスリートのための作品作りは初めて」と作詞の稲葉浩志さん。「他人には見せないであろう葛藤なども想像しながら言葉を選んだ」とも。アメリカから帰ってきたサムライといった感じのイメージに仕上げたという。

 観戦チケットを惜しくも入手できなかったファンを誘客しようと広島市内では開店時間を早める飲食店もある。今年2月にオープンしたカープ応援を主軸にした飲食店「ベースボールバーC」(中区流川町)には、13時のオープンと同時に予約していた団体客2組がメーンフロアに入り、カウンターは常連客で埋まった。「こういう所で見るのもいいかも」と応援グッズを手にする女性客。次々と入るオーダーに店長の梶川さんは額に汗を浮かべながら対応した。

 今月28日にはデーゲーム終了後から客が押し寄せ店内は満員に。県外からの来店客も増えてきたという。試合は2-1で東京ヤクルトスワローズに勝利。マツダスタジアムの年間指定席は完売、土曜・日曜に開くホームゲームのチケット売れ行きも好調だ。

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