ニット小物作家で主婦の清水美雪さんの個展「knitgoodshanmii(ニットグッズハンミ)展」が11月1日より、ベーカリー店「theo(テオ)」(広島市西区楠木町4、TEL 082-237-6288)で始まる。
清水さんは、今年4月に広島に引っ越してきたばかり。専業主婦として生活するなか独学で編み物を始め、2003年にはネットショップをオープンした。ニット素材の小物をメーンに手がけ、これまでに雑貨店への委託販売やフリーマーケットなどを通じて、「自分のペース」で展開してきた。
同展の作品点数は約40点。すべて手のひらサイズの「はりねずみ」「マトリョーシカ」「果物」などのモチーフ作品を展示する。価格帯は300円~1,400円。「専用のスペースを借りるには作品が小さかった」と清水さん。偶然訪れた同店の空間に一目ぼれし、次の日には作品持参で個展の交渉を行ったという。
「持て余した時間を利用して始めた『編み物』がこうして今も続けられるのは、好きだからというよりも作家活動を通じて人と知り合う『縁』が増えたから」と清水さんは振り返る。
営業時間は10時30分~18時(パンが売り切れ次第閉店)。月曜、第3日曜定休。同展は同30日まで。