広島県内のカキ生産地で1月25日から1カ月間、週末を中心に「カキ祭り」が始まる。
旬のカキ試食や販売を行う恒例のイベントは、「おおたけカキ水産まつり」(大竹市)、「おおがきみなと市場」(江田島市)を皮切りにスタート。漁業協同組合や観光協会が中心となり、鮮度の高いカキを低価格で販売する。焼きガキやカキを使った料理のほか、海産物の試食販売など、地域の特色を生かした商品をそろえ、シーズン中は毎週末開く。
会場は廿日市や呉などの沿岸部が多く、2月は「広島市かきチャリティバザール」「江田島市カキ祭り」「宮島かき祭り」などを予定。カキが食べられるファミリーマラソン「江田島市かきカキマラソン大会」は12月に定員1500人に達するなど、人気の高さがうかがえる。
イベントは例年、同時期に開くため、会場を訪れる近隣住民も多く、予定時間を待たず売り切れ終了となるイベントもある。