広島・宮島口のあなごめし専門店「うえの」敷地内にあるセレクト雑貨とカフェ「epilo(エピロ)」(廿日市市、TEL 080-3879-0016)で12月13日、開店1周年を記念したジャズライブが開かれる。
かつて、うえのの待合室として開放されていた店舗奥のスペースを使った同店はハーストーリィプラス(広島市西区草津新町2)の佐藤緑社長が出店。100年以上前に建てられたという酒蔵をそのまま生かし、店内には広島にゆかりのある食品や雑貨などを並べる。
フロア構成は、1階に広島の食材を使った菓子や調味料などの食品と広島を拠点に活動するクリエイターらが手掛けた雑貨やアクセサリーを集め、2階はカフェとして開放する。カフェには食や旅、芸術にこだわってセレクトした古本をそろえ、貸し出しも行っている。
イベントはこれまで1階フロアを中心に行っており、年4回のペースでアート展やワークショップを企画してきた。カフェスペースでの開催は今回が初。サクソホンやキーボードのライブは1日3回、各20分を予定するほか、演奏に合わせてグラスワインと尾道の複合施設「ONOMICHI U2」が販売するカキのオイル漬けや箕輪ビールなどの販売も行う。
オープン当初からラインアップを変えずに営業を続けており、「商品の愛用者やカフェを気に入って足を運ぶリピーターも増えた」と店長の松島優美さん。オリジナルの宮島土産の開発や販売にも力を入れる。
開催時間は11時~11時20分、12時~12時20分、13時~13時20分。観覧無料。