直営カフェの出店に伴い、雑貨フロアのリニューアルを行った東急ハンズ広島店(広島市中区八丁堀)は現在、ワークショップやセミナーなど参加型イベントの強化を図っている。
これまで月に3~4回のペースで自店とハンズ全体でのイベントを開いてきたが、レーザーカッターとUVプリンターをそろえたクリエーティブスペース「Hands Fab(ハンズファボ)」を新設した2階フロアに集約。売り場で実演してきた飲料関連のセミナーは会場をカフェに移すなど、企画の幅を広げる。
8月10日には、クリエーターが作ったアクセサリーやファッション、インテリアなどの雑貨が並ぶ「Hands Gallery Market(ハンズギャラリーマーケット)」でアイテムを取り扱う、小物制作を手掛ける広島在住の夫婦ユニット「ie-ie(いえいえ)」によるオリジナルブローチ制作を開催。さまざまな形のパーツに絵の具でペイントして作るという。参加費は小学生以下=800円、大人=1,300円。参加は店頭で随時受け付ける。
クリエーターによるワークショップは今回で2回目。月1回のペースで定期開催を予定しており、今後はガラスアクセサリーと雑貨ブランド「anone」、雑貨店「木村兄弟雑貨店」によるワークショップを企画する。
短時間でオリジナルアイテムを制作できる手軽さが特徴のハンズファボでは、混み合っていない平日にワンコインで参加できるワークショップを予定。2階フロアを中心に集客を高め、館内の回遊性を強化する。
営業時間は10時~20時(金曜・土曜=20時30分)。