広島・横川の共同オフィス「SO@Rビジネスポート」(広島市中区広瀬北町)内に7月下旬、24時間開放型のコワーキングスペースがオープンする。運営は、ソアラサービス(同)。
新設するコワーキングスペースは、国が定めた「産業競争力強化法」に基づき、市が国から認定を受けた「創業支援事業計画」の参画者として、同社が創業支援事業者補助金の交付を受けて取り組む創業支援制度。新たに企業を目指す人と個人開業をしていて法人化を予定する人を対象にハンズオンでの創業支援事業を実施する。
広さは約27坪。リラックスして仕事ができるようにと開放的な草原と空をイメージ。床にはスギ板を貼り、壁と天井には手書きのイラストを施す。座席はカウンター、テーブル、ソファ合わせて24席。
「新たなアイデアやビジネスが生まれる場になれば」と同社の高山亜弥さん。今後は、同所へ入居する先輩起業家による講演会や起業家・専門家同士の交流会ほか、各種セミナー、ワークショップを定期開催する予定。人が集まることで創業や起業に関する有益な情報が飛び交う環境の提供を目指す。
支援期間は2015年2月まで。補助金対象期間が3月末に終了することを目安に決めた。募集定員は30人。応募方法はホームページで公開する。